計画性や自発性が必須

通信制大学の授業は通学制の大学のように決められた時間に決められた授業を受けるのではなく、パソコンやスマホなどがあれば「いつでも」「どこでも」自分の好きなように学習を進められるのが魅力です。しかし、裏を返せば、自分自身で学習のペース配分を決められない人や、自分から学ぼうとする積極性が低い人にとっては、適切な環境にならない可能性があります。なぜなら、勉強をしていくうえでの、ある種の「強制力」や頑張ろうという「刺激」を受けにくいからです。決まった時間と場所で授業を受けるということは、そこにおいては勉強以外の行動がしにくいので強制的に集中力を発揮できるとも言えますし、一緒に授業を受けるメンバー同士で体験を共有しあい、刺激を与えあうこととも言えます。学びを継続する上では、そういった要素が役に立つ機会も多いですが、通信制の場合はあくまで「自分で決めて自分で行動すること」が大前提となります。

孤独を感じやすい可能性

通信制大学は、年齢や地域に縛られず様々なバックグラウンドを持つ人が集まるのが特徴です、しかし、自分だけではなくクラスメイトも当然ながら自宅学習がメインになるのは同じです。メールやSNSなどで交流を深めることもできますが、通学制の大学よりは実際に顔を合わせたり、一緒に活動できる機会は減りますし、オンラインでできる活動にはどうしても制限が生まれてしまいます。そういった点から、周囲との対面での交流や、人との密接なつながりを求める人にとっては孤独感を感じさせてしまう可能性は否定できません。いわゆる「キャンパスライフ」というものは、華やかで活気のある生活をイメージさせますが、そういった生活に強いあこがれを持って通信制大学に入ると、大きなギャップが生まれるとも言えます。